我が子のために株式投資 「負けない投資」

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伸びしろ 

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2009年04月23日 (木) | 編集 |
ソネット・エムスリー(2413)が、本日決算発表を行いました。
09年3月期は連結利益20.2%増の23.63億円、「未曾有の不況、どこ吹く風ぞ」との素晴らしい内容でした。

少し前のことになりますが、下の写真は、値上がり幅1位になった4月9日に博多駅前の証券会社の電光掲示板を記念に撮ったものです。
ソネットエムスリー 090409、祝ランキング1位

その後、軽い調整を経た後に本日の決算発表。当然のごとくしっかりしたものでしたので、安心して見ることが出来ました。
この会社は、昨年の10月8日に平均211,400円で4株建てた後、今年の3月18日に252,000円で2株追加。気が付くと含み益での上昇率が37.7%とかなりのものになっています。
ソネットエムスリー 090423、好決算
あと半年もすれば買値の倍、一株50万円になるのではないかと「可愛い期待」を持っておりますが、果たして今の東証一部に近々株価が倍になることを期待できるような会社があるでしょうか?
「株価ではない。会社そのものを応援するんだ。」と澤上氏がよく講演で言われており、それはそれで結構なことですが、では「さわかみファンドさん」がたんまりと持っているトヨタ自動車の株価が倍になるのはいつでしょう。

確かに自動車業界は、瀕死のGMやクライスラーに代表されるように「最悪期」に近いと思われます。だから、今後の「回復」の方向性も堅い。

だけど、将来も諸手を上げて喜ぶほど明るくもない。「波動エンジン」を開発するなどとんでもない技術革新をやらない限りは、トヨタ自動車の株が倍になることは厳しいでしょう。なぜなら、直近の最高益は、正社員をリストラし、ぎりぎりまで部品価格を下げさせ、買換え需要を先買いして、たたき出したものだからです。

トヨタ自動車、いや自動車産業全体のピークが「その時」であった気がします。

つまり、現在は自動車のパイを奪い合う消耗戦のようになっているのが実情ではないでしょうか。仮に世界経済が再度急成長し、中国からインド~アフリカなどでも普及が進んでいくとまた売れていくとは思いますが、その時はインドの「タタ自動車」や中国の「上海汽車集団」などとの苛烈な価格競争が待っているでしょう。

まさに、表題の「伸びしろ」で言えば、自動車産業はほとんどない状態。

その点、エムスリーの「伸びしろ」は素晴らしいものがあります。

エムスリーについて詳しく解説しても良いのですが、「銘柄選定の鍵」と考えていますので、今回は差し控え、真剣に株式投資で資産形成をしたいと思う「同志」に公開していくようにしたいと思います。


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同族経営/社員の覇気を高めているか 

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2007年08月24日 (金) | 編集 |
2007年8月13日、トンボ鉛筆の小川洋平会長(59)が覚醒剤と大麻樹脂を所持していたとして警視庁に逮捕されたことは記憶に新しいところです。

トンボ鉛筆!
子どものころ(20~30年前)はよく見かけました。鉛筆と言えば、トンボか三菱だったものです。
鉛筆ところが、今の子どもの使っている鉛筆の主流は、ほとんどがキャラクターモノ。実際に我が子ゆうちゃんの持っている鉛筆の山をひっくり返すと、以下の通り。
 ●マリオパーティ…三菱鉛筆
 ●デジモン…ショウワノート
 ●ポケモン…ショウワノート
すっかり様変わりしてしまいました。

主に鉛筆を使うのは子どもたちですから、ショウワノートの一環した戦略「キャラクターもの市場への特化」は、自然と残された選択されたものかもしれません。ただ、パソコンの台頭で鉛筆市場自体がシュリンクしていくことや、長いスパンでは少子化の波には抗えないことは、想像に難くありません。ショウワノートにしても三菱鉛筆にしても厳しいことには間違いないでしょう。
(これらを打破する戦略については、後日紹介したいと思います)


さて、「トンボ鉛筆でもっとも有名な商品は?」と質問されるとみなさんは何を想像されますか?

monoゆうちゃんパパの考える有名なもの。それは1969年に発売された「MONO消しゴム」です。
当時、消しゴムと言えばゴムから出来たものが主流で【消えない】【紙が黒く汚れる】が定説でした。
だから、プラスチックとついたこの「MONO消しゴム」を使った時の驚きは非常に鮮烈であり、今でも克明に記憶に残っています。まさに画期的と言う言葉がふさわしい商品でした。

では、今のトンボ鉛筆はどうでしょうか。
当社のホームページは丁寧に作られており、【発見文具!パーク】など子どもが訪問しても読みやすく出来てます。また、212ページに及ぶ総合カタログも、ECOをコンセプトにまとまっています。それはプレスリリースを読んでも同じ。受賞のお知らせや新商品の案内など継続してプレスされていますが、びっくりするような新機軸の発表はありません。
何かこう、「MONO消しゴム」で受けたような鮮烈な衝撃、グッとくるような感じを当社から受けないのです。

トンボ鉛筆は、94年の歴史を誇る老舗企業。現在の社長は、小川容疑者のいとこにあたります。典型的な創業者一族による同族経営。
同族経営というだけで悪いと決め付けてはいけませんが、社員の間に「前に進むエネルギー」が生まれにくいのも事実です。逆にリーダーシップで力強く会社を運営した時の強さも見逃せません。
同族経営での強み、弱みはしっかりと認識しておく必要があります。
(関連記事:「同族経営/コンプライアンス」)
非同族企業以上に社員の覇気を高める策を打つこと

最後になりますが、小川容疑者。
バブル崩壊後に傾いた会社をリストラと社運をかけた「修正テープ開発」で見事に経営を立て直し、過去最高益を導いた実力を持っていたようです。
396名の社員とその家族のため、しっかりと出直して欲しいものですね。

<覚せい剤所持>トンボ鉛筆会長を逮捕 警視庁
覚せい剤と大麻を持っていたとして、大手文具メーカー「トンボ鉛筆」会長の小川洋平容疑者(59)=東京都新宿区市谷砂土原町2=が警視庁浅草署に覚せい剤取締法違反(所持)容疑などで現行犯逮捕されていたことが14日、分かった。「好奇心があり自分が吸うために持っていた」と供述している。
調べでは、小川容疑者は13日午後6時45分ごろ、豊島区北大塚のビジネスホテルの客室で、覚せい剤5.7グラムと大麻樹脂2グラムを所持していた疑い。覚せい剤は小川容疑者のズボンのポケットと、ベッドの上に置かれた小物入れに入っていた。
小川容疑者がホテル内で覚せい剤を持っているという情報が数カ月前に同署にあり、内偵捜査を進めていた。
トンボ鉛筆は1939年創業の老舗。小川容疑者は創業者の孫に当たり、90年に社長に就任した後、会長職に就いた。
(2007年8月15日:毎日新聞)
テーマ:時事
ジャンル:政治・経済

経営者の熱き心を知る 「椒房庵(しょぼうあん)」 

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2006年11月11日 (土) | 編集 |
先日友人を通じて会社訪問をさせて頂きました。その会社とは「久原本家(くばらほんけ)」様。
非上場企業であるためにご存知ないかも知れませんが、博多のお土産として有名な辛子明太子の会社です。他の会社がいくらCMでの露出度を高める戦略を取ろうが、博多土産としての辛子明太子はこの会社の椒房庵(しょぼうあん)ブランドが一番おいしいと信じています。

■企業概要
商 号:株式会社 久原本家
住 所:福岡県糟屋郡久山町大字久原2527
代 表:河邉 哲司(かわべ てつじ)様
設 立:1951年7月
資本金:5,000万円
売 上:約54億(2005年)
従業員:196人
関 連:(株)くばらコーポレーション/(株)久原本家 茅乃舎(かやのや)
会 社 (株)椒房庵/(有)プランニングbios/(有)美田/(有)夢想

訪問のコンセプトは、ずばり「全国の人に紹介できるその分野でナンバーワンの九州の会社」の力強さを知るです。それでは、少々長くはなりますが、社長様へのインタビューをご覧ください。(企業を見る視点をいくつかハイライトしています)

■事業の創造と転機
くばら醤油1893年久原(くばら)村で祖父が醤油屋を創業。初代村長であった祖父が村の窮状を救うために私財を投げ打つ様子を見かね、村人が資金提供してくれたとのこと。終戦による落ち込みや大手メーカーの進出で醤油事業の限界を知る。

【転機1】 「たれ」事業への進出(1980年)
醤油はどこが作っても似たようなため、単価が安くて苦しい。ところが醤油と酢を混ぜて作る「たれ」になると単価が跳ね上がる。なぜならその価値が決めにくく、ある意味言い値だから。たれは、付加価値の高い商品。

【転機2】 夢の実現(1989年 ~博多ご当地品を作る!~)
椒房庵「たれ」は儲かったが、所詮OEMであり表に名前は出ない。事業としても危うく、自社ブランドを持ちたかった。やるならば「博多にこれあり」ご当地商品。JCの先輩である岩田屋の中牟田氏の支援を受けて、明太子「椒房庵」を誕生させることが出来た。

【転機3】 購入先「問屋」の変更、最高の卵の使用(1998年)
しかし、原料のスケソウダラの卵は値上がりを続け、その問屋で3位の椒房庵が入手する卵はばらつきが大きく、ロス(捨てる部分)が大きい。結局、9年連続の赤字から抜け出せず、事業を止めようかと思った。
最後の賭けとして問屋を変え、そして「最高の卵」を使った。もちろん単価は上がったが、良い卵はロスが小さく結果としてトータルの歩留まりは改善した。そんな折、「どっちの料理ショー」で釣り子明太子が取り上げられ、ついに赤字を脱却する。

■大事にされているもの
【社員】 たれ事業を始めた頃は本当に苦しかった。その時は6名の社員。そして今では大学からもこの会社に来てくれる。社名が売れていないころから来てくれたことを忘れず、社員達を幸せにしたい。「くばらに来てよかった」と思ってもらえる会社にしたい。だから、「会社を大きくすること=社員の夢の実現」と思っている。
【あいさつ】 できていない会社が多い。「あいさつ」はタダでできること。他よりもちょっとうまく「あいさつ」を徹底すればよい。
【お客様】 これからも最高のものを届けていきたい。しょうゆ事業が不振の時、戸別販売した先のお客様の温かい心に助けられた。その時のありがたさを忘れていない。

■好きな言葉
『偶然は必然なり』 『志あれば道あり。念ずれば花ひらく』 『足るを知る』

【前向き】 「思い切ってやる・やった以上は努力をする」と何でも前向きにやっている。そしてJCが僕の人生を変えてくれた。岩田屋の中牟田氏、ひよこ本舗の石坂氏他、先輩方のおかげである。また、「たれ」事業では、八洋食品の川添氏にお世話になった。
【恩返し】 先輩達に育ててもらった恩を忘れず、これからは恩返しをしていこうと考えている。だから、来年より博多21の会の6代目会長を引き受けさせていただく。中村哲氏(ペシャワールの会)に感銘を受けた。ボランティアをやりたい。

■事業を続けていくために(創業200年を見すえて)
【3本の矢(多柱経営)】
 ├1)たれ事業/くばらコーポレーション
 ├2)めんたいこ事業/椒房庵
 └3)レストラン事業/茅乃舎
茅乃舎「めんたいこ」が赤字続きの時、「たれ」が見事に支えてくれた。「たれ」が苦しい時、今度は「めんたいこ」が支える。だが「めんたいこ」は有資源であり、いずれ限界が来ると思う。
だから、茅乃舎をオープンさせた。近い内に無添加食材が脚光を浴びるであろう。僕の4代目社長としての使命は、事業を浮き沈みさせないこと。3本の矢があれば、補い合うことができる。従業員のため、会社を潰す訳にはいかない。

■人への熱い思い
「人を育てる」とは、言い続けること。何百回も言い続ければ、いずれ身につく。
そして、経営者の仕事は人を育てること。一時期、「任せる」との言葉を使って、育てることをさぼってしまった。やはり経営者は先頭に立ち、自分の後ろ姿を見せることで社員に伸びるステージを与えていかねばならない。だから、自分に負荷をかけ、ハングリー精神であり続けるたい。

■本物へのこだわり
河邉社長様【差別化】 差別化して本物をつくる。つまり、ガリバー企業とは逆の発想(値段を下げず、よいものをつくる)でやっている。本物をつくるということは、ブランド価値を高めることになる。(結果、高いものは生産性が向上⇒黒字化)よいものは、路地裏でも来て買ってくれる。
【こだわり】 国産卵へこだわり続けている。明太子は安い海外産でも調味液を濃くすれば、ごまかすことができる。誘惑はあったが、ふらつかずに信念を貫いている。
【技術力】 それらを支えるノウハウはもちろん持っている。卵の状態による漬け方の加減など。そして、一つとして悪いものは出さない、何よりも品質が一番。それが、食品に携わるものの使命である。


…河邉社長、お忙しい中2時間もお付き合い頂きありがとうございました。
いっぺんに社長のファンになりました。NPOやボランティア活動などでまたお会いできればと思います。

------------------------
もしこの会社が上場するのであれば、上場時に株を買ってそのまま持ち続けたいと思いました。なぜならこれだけ社員とお客さまを大切にする経営者は、株主も同様に大切にするであろうからです。(上場しないとはおっしゃってましたが)

銘柄選びとは、やはり「自信を持ってその会社を好きになれるか」に尽きると思います。今回のように経営者に直接会ってインタビューすることは無理にしても、WEBサイトで発信されたメッセージを読むことは出来ます。もしかすると、TVに出演されることだってあるかもしれません。
その会社の顔をじっくりと眺めて何かを感じ取っていきたいですね。


福岡県人が選ぶ明太子ランキングベスト10
順位店名票数順位店名票数
1位椒房庵646位博多かねひろ13
2位ふくや566位やまや13
3位稚加榮(ちかえ)328位さかえや10
4位萩の宮ほん多159位海幸彦8
5位まるきた(あごおとし)149位平塚8
福岡no街調査:2005/08/12~2005/10/12》

どうですか?椒房庵の明太子を食べたくなりませんでしたか?残念ながら、椒房庵の明太子は、久山の本店と岩田屋でしか売っていません。明太子がたくさんならんでいるJR博多駅名店街では売っていないのです。
でも、ご安心ください。岩田屋さんは天神と福岡空港にあります。河邉社長はご謙遜されていましたが、ゆうちゃんパパは間違いなくナンバーワン明太子だと思っています。旅のお土産にぜひお一つどうぞ。
テーマ:福岡
ジャンル:地域情報

同族経営/コンプライアンス 

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2006年08月26日 (土) | 編集 |
<ミツトヨ不正輸出>低性能を偽装 申告制度を悪用

輸出企業、厳しい『三次元測定機を不正輸出していた精密測定機器メーカー「ミツトヨ」(川崎市)が、測定機に「COCOM(ココム)」と名付けたソフトウエアを組み込んで、輸出規制水準以下の低性能と偽る工作をしていたことが、警視庁公安部の調べで分かった。軍事転用可能な民生品の輸出には、経済産業相の許可が必要だが、基本的には自己申告制で、同社はこの点を悪用したとみられる。公安部は、こうした偽装工作が93年ごろから続けられていたとみて、捜査を進めている。
 ソフトの名称「COCOM」は、かつて輸出管理を行っていた対共産圏輸出調整委員会の名称で、ミツトヨ幹部の間では、規制逃れをした測定機も「ココム」と隠語で呼んでいたという。公安部は「同社幹部が不正輸出を強く認識していた表れ」とみている。(毎日新聞:2006年8月25日)』


昨日(2006年8月25日)、精密機器メーカーミツトヨの5人が逮捕されました。容疑は、同社の三次元測定機を不正に輸出した外為法違反(無許可輸出)容疑です。

ノギスご存じない方のために補足しておきますが、ミツトヨは国内シェア50%を超えるであろう精密測定器のトップメーカー。ノギスやマイクロメータの長さ測定器に限っては、シェア90%。日本の技術屋さんなら誰もが知っているメーカーです。(左図はノギス)

創業は、今をさかのぼること72年前の1934年。故沼田惠範氏によって設立されます。1937年には国産初のマイクロメータを発売。以来、全世界80数カ国に進出し、日本が世界に誇る『ミツトヨ』となっています。 


また、ミツトヨは国の計量標準体系を担う重要なメーカーでもあります。それを支える制度を『計量法認定事業者制度(JCSS)』と言い、以下の事業所が認定事業者として登録されています。

JCSS認定事業者ダイレクトリー:[長さ]より抜粋】

登録番号事業所計量器の区分・種類
0030広島事業所 宮崎製造部端度器
0031テクノサービス事業本部 
計量標準キャリブレーションセンタ
長さ測定用レーザ、
一次元寸法測定器
0078テクノサービス事業本部
宇都宮キャリブレーションセンタ
端度器、直径、測長器、
測微器
0109テクノサービス事業本部 /
広島キャリブレーションセンタ
一次元寸法測定器

つまり、長さを測ると言う分野において、ミツトヨは名実共にリーディングカンパニーなのです。
そしてミツトヨは、仏教の伝道に熱心な傍ら、『惠範塾』を設立し、「創業の心・企業理念の心」「事業家・起業家」「人としての姿」創業者沼田惠範氏の三つの教えを従業員に伝えていっています。

ところが今回の事件では、その教えが全く伝わっていないことが分かります。逮捕された副会長・社長・常務は面従腹背の極み、言語道断です。

社長にご挨拶パロマにしてもミツトヨにしても、創業者一族には情報が入ってなかった部分も多分にあるでしょう。しかし、創業者一族が崇め奉られて自分の会社のことが分からなくなるようでは、やはり同族経営の弊害と言わざるを得ません。また、法務担当役員も逮捕されており、この会社のコンプライアンス(遵法精神)は崩壊していると判断されても仕方ないと思います。
(もちろん全ての同族経営を否定するつもりは毛頭ありませんが)

役職氏名(兼任) 赤字は逮捕者
代表取締役会長沼田 智秀
代表取締役副会長高辻 乗雄
代表取締役社長手塚 和作
専務取締役坂本 仁 (営業本部長)
常務取締役筑後 英世 (総務・経理・法務
常務取締役山本 文雄 (宇都宮事業所長)

世間の上場企業において、コンプライアンスへの取り組みは常識となりつつあります。なぜなら国内外の株主の目を意識するからです。
しかし、同族経営の非上場企業においては、もしかすると『経営者の絶対的な教え』を伝えることが強くて従業員が受身になり、『コンプライアンスや顧客第一』への自発的な気付きが、相対的に低くなる土壌になっているのかもしれませんね。IPOの時には気をつけておきたいポイントです。

それにしても、ミツトヨ。創業者の教えをしっかりと実践している素晴らしい社員が多いだけに残念なことです。
同族経営だからこそ、コンプライアンスに社外の目を

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ノギスやマイクロメータなどの消耗工具に近いものの販売減はそれほどではないかも知れませんが、肝心の三次元測定器(CMM)は今後しばらく製造業から買ってもらえなくなる公算大です。なぜなら購入するメーカーの多くは上場企業であり、そちら側のコンプライアンス機能ではじかれるだろうからです。

その三次元測定機の代替メーカーとなりうるのが、東京精密(7729)
(ホームページ:http://www.accretech.jp/index.html
半導体製造装置メーカーですが、計測機器も作っています。
2006年3月期の売り上げ928億円の内の170億円程度を三次元測定機が占めているようですから、ミツトヨの売り上げが減ることによって恩恵を受けるかもしれません。

8月25日の終値5,650円(前日比-10円)が、思惑買いを含めて今後どう動いていくか見ものです。
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