カテゴリー  [ 経営能力に対する視点 ]

身近なブルーオーシャン企業 

ゆうちゃんパパの住む田舎までポスティングする企業、ある意味「勢いのある企業」と言っても過言でないと思います。

さて、先日QBハウスのチラシが郵便受けに入っていました。
この会社ご存知ですか?QBハウスとは「今日、その前に“10分の身だしなみ”」をキーワードに全国的に理髪店を展開している会社です。そのQBハウスが通勤沿線上の要所に出店したとのこと。ゆうちゃんパパの身近にまでついに進出してきました。
[関連記事:QBハウスをパチリ (2006年09月01日)

現在の店舗数は339店。直近では月に3店ペースで出店していますから、一年後には倍の店舗数にまで増えそうです。すごい勢いですね。
http://www.qbnet.jp/

QBハウスこのQBハウス、なぜチラシを見る前から知っていたかというと、『数字に正面から向き合う(1)』で書いた野口さんのセミナーで、優れたビジネスモデルを持つ企業として紹介されたからです。
駅の近くもしくは駅内に店を構え、たったの101,000円でカットを終えます。10分だからフルサービスのお店にある髭剃りと洗髪を省いています。もちろんこの2つを省くことによって、お金の節約と待ち時間を含めた時間の節約ができるという算段です。しかも通勤駅から0m、移動時間さえも無い。月に2度、たったの2,000円20分でヘアスタイルの維持を提案、『忙しいけどおしゃれな』顧客を囲い込むことも忘れていません

一見いいことずくめのようですが、野口さんがおっしゃるには「時間当たりに得られるサービスとしてはむしろ高い(=利益率が高い)」
確かに1時間当たりに換算すると6,000円を払っていることになりますから、そうまでしても『時間の短さを買いたい』という顧客のニーズをしっかりととらえていることになります。(これは、ターゲットセグメンテーションがしっかりとしていると言うことですね)
「時間の価値」という新たなコンセプトで既存概念を打破


QBハウス、これからどんどん伸びていく企業でしょう。HPを見ると、彼らのビジネスプランがしっかりとしていることをうかがい知ることが出来ます。
http://www.qbnet.jp/
さて、その『郵便受けにチラシを入れる』ことをポスティングと言いますが、もう一社紹介しましょう。
その会社は、保険の通販で唯一の上場企業アドバンスクリエイト8798


『保険市場』という名称でインターネット展開していますので、みなさんもご存知だと思います。そして、現在では全国の主要なショッピングセンターに有人型店舗展開をしています。(195店)
しかし、この企業の強みは、インターネットよりもむしろポスティング力にあります。どうですか、自宅のポストに『保険市場』と書いたチラシが投函されているのを見かけたことがありませんか?
彼らのビジネスモデルは、『ポスティングやインターネットで問い合わせ客を掴み、店舗に誘導して成約まで持っていく』言うなれば、バーチャルからリアルへの顧客実体化にあります。
店舗営業を捨て、興味を持つ顧客の来店の場へ


だから、アドバンスクリエイトが自宅にまでポスティングしてきた当時、この株をしばらくホールドすることを決めました。なぜかと言うと、この一枚のチラシが後の売り上げとなって返ってくることを暗示していたからです。

QBハウスも店舗から、7km先までポスティング圏を広げてきたと言う点は、その駅までの通勤・買い物経路をしっかりとリサーチし、かつ体力がある証拠といえます。そしてこの体力を基にしたポスティングによる顧客拡大は企業の成長を飛躍的に加速させます。

銘柄選択においては、身近で力強く発展している企業を探したいですね。これらの企業の株を一足早く買うことができれば、投資金額は簡単に3倍くらいになったりしますよ。
(QBハウスは、残念ながら非上場です。また、今は売ってしまいましたがアドバンスクリエイトは、一時買値の7倍まで上昇しました)