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情報の質を見分けていく 

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2006年01月31日 (火) | 編集 |
日経平均060131さて、問題です。左は何のグラフでしょう?答えは…今日1月31日までの日経平均のグラフですね。結局のところ、日経平均はライブドアショックがある前の水準まで戻しました。グラフはライブドアショックが一過性の凹みであったことを物語っています。
今度は逆にライブドアショックの2、3日の心理状況を思い出してください。非当事者(扇動者)によって、もっともらしくかつ無責任に展開された情報に見事に躍らされた自分の心理があったのではないかと思います。そんな中で飛び交った情報について、いくつか振り返ってみましょう。

  1. 東証のシステムは、外国に比べて貧弱でこのままでは世界に相手にされない。日本の市場の根幹を揺るがす問題である。
    極端に言ってしまえば、想定した上限を超える株数の売りが入らなかっただけのこと。その後上限を引き上げて対応しています。(意外と簡単なんですね)取引時間の短縮も適切な措置であって、逆に制限しない方が問題です。急落のスケープゴートにされただけであり、その証拠に今ではあまり触れられなくなりましたね。これは、本質の部分では無関係な情報を持ち出した例です。


  2. 当社のお客様である個人投資家の利益を守る為に、早期の注意喚起を行うことは、証券会社としての責務だと考えております。(1月19日)
    ご存知マネックスです。『当日掛け目をゼロにしたこと=お客様の利益を守ること』とは到底言えません。与謝野金融担当相の発言を受けての苦し紛れの詭弁と言われても仕方ないでしょう。1月17日発表の内容(下記に引用)のどこに利益を守る行為があったか説明になっていません。また、『注意喚起=掛け目ゼロ』の根拠も説明出来ていません。
    失敗は誰にでもあるものです。男たるもの、すばやく素直に非を認めてこそ価値があると思うのですが…これは、話の争点をずらして主張する例です。


  3. 個人投資家を裏切ったマネックスは将来的に顧客が離れるため、株価は下がるだろう。(Yahoo!掲示板より)
    情報の質が多少落ちてしまいましたが、これはどうでしょう?一投資家としては心情的に賛成したい部分はあります。ですが、実際の株価は、野村證券の投資判断の引き上げを受けて上昇しています。改めて考えてみると、ほとんどの個人投資家がマネックスで取引している訳でもなく、またマネックスに口座を持つ人の中で株券の移管手続きまでして解約する人は少ないでしょう。逆に新規に口座を開く人が、どのくらい今回の件を理解しているか、また将来にわたって覚えているかは疑問です。結局、業績に与える影響は軽微なのかも知れません。これは、情報の影響範囲を都合よく拡大している例大衆の行動原理を読み誤っている例です。


  4. 今回の件は、日本の証券市場が「投機」から「投資」に変われるかを問われています。(1月31日NHKラジオ第1放送)
    期間を通じて、最も疑問に感じたのがこの論調です。色々な人がコメントしていましたが、「なぜ投機がいけなくて、投資じゃないとだめなのか」この理由まで語る人はいませんでした。どうですか?今まで素直にうなずいていませんでしたか?
    もちろん「投資を通じて企業の成長を助けるべきだ」と正論を持ち出してくる人もいます。では「あなたは、企業の成長のために自分が損をしてでも投資をするのか」と聞き返してみましょう。だれも自分の財産を失ってまで投資をする人はいないでしょう。だから機を見て敏に投資する、つまり投機をするのです。投資も投機も、ルールに則っている限り、自己の財産を増やすことを目的にしている点で基本的に同じではないでしょうか?
    つまり、何のために投資や投機が行われているのか、目的の議論を抜きに主張が展開されています。これは、主張に根拠が伴っていない例です。そして、今の日本全体が、本質を論議しない個人攻撃の罠に陥ってしまっています。

このように多くの事象に対して、意図的または非意図的にものごとの片面から光を当てたりして、情報がゆがませられていることがあります。『ものごとには裏と表の二面性がある』ことを常に考えるようにすると、情報を捉える力が増すと思います。そうすれば、今回のような急落時にも余計な情報に躍らされず、拾うべき情報を見分けれるようになると考えています。
それともう一つ。
耳の痛い話ですが、人間どうしても都合の良い情報だけを聞こうとしてしまいます。都合の悪い情報にこそ向き合える、心のゆとりを持てたらいいですね。
(ゆうちゃんパパは、『心のゆとり』を鍛える実践として、昨年末の奥さんの誕生日より『奥さんや子供を叱らないこと』を頑張っています)

情報の裏を読むことが、相場を読む力の第一歩

【重要】ライブドア株式等の代用有価証券の掛目の引き下げについて(1月17日)
以下の銘柄につきまして、当面の間、保証金代用有価証券の掛目を引き下げます。ご了承のほどお願い申し上げます。

銘柄名 変更前 ⇒ 変更後
ライブドア(4753) 70% ⇒ 0%
ライブドアマーケティング(4759) 70% ⇒ 0%
ライブドアオート(7602) ※ 80% ⇒ 0%
ターボリナックス(3777)※ 70% ⇒ 0%
ダイナシティ(8901)※ 80% ⇒ 0%

実施日:1月17日(火)引け後の評価より

当該銘柄につきましては、現物株式の買付けを行っても信用取引の保証金代用有価証券としては、評価されませんのでご留意ください。

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