株式相場が回復の兆しを見せている今、投資を始めたい方には大チャンスです!
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◆イラストご提供:「株初心者みはるん コバンザメ資産運用」さま
ノートPC購入と大事な品質、不良対応(ソーテック/SOTEC)
これは、ネット難民状態を避け、みなさんのブログやサイトへお邪魔できるようにすることを目的にしています。 (少し先行投資が過ぎる気がしていますが…)
ちなみに購入したのは、ソーテックのWS553B-A1。
画面12.1インチ、質量1.6kg、コンパクトかつ純白のおしゃれなボディです。
DELLのDIMENSION 4300S、EPSONダイレクトのAT951の両格安パソコンに続いての3台目となりますが、厳しいコスト意識を働かせ、購入価格は89,800円におさえることができました。
#元値139,800円-現品割引20,000円-ADSL加入割引30,000円
と言っても、ソーテック自体は随分前からある国産のパソコンメーカー。かつては安いながらもこだわりを持っていた好感の持てるメーカーでした。
ここの通販品はDELLやHPにも負けていないと思います。
ただし、サービス体制については決して良いとは言えないようです。事実として、窓口には電話がつながりませんでした。
また、つながったとしても有料サービスなので、30分待たされた結果うん千円の電話代となったケースもあるようです。この点は、ご自身で情報収集をされてみてください。
<SOTEC/ソーテックの製造品質、部品不良対応①>
後日談です。(2007年11月)
購入後10ヶ月したある日、ひさしぶりにこのパソコンを開くと、なんと写真のようにキーボードが見事に変色。
mixiでも日記に書きましたが、これだけ綺麗に色変わりされると、怒りを超えてむしろ興味すら湧いてきます。
mixi日記:「SOTECのPC、素敵に紅葉…?」
これだけムラ無く綺麗に退色していることは、規制以上の廃材をまぜた粗悪な材料を使い漂白剤が抜けたとか、部品メーカーが何か悪事を働いていた気がしないでもなりません。
いずれにせよ、普通のメーカーではありえないレベルの不良品に遭遇しました。
とは言え、行動を起こさないことには話が進みません。購入店は遠く、また今のこの時期に持っていく暇も無いため、とり合えずSOTECに連絡を試みることにしました。ホームページを見てみると、いつの間にできたのか、Webサポートを発見しました。
巷で言われている通話料をお客に持たせてつながらないサポートよりは、進歩している気がしました。対応も迅速・丁寧でしたし。これならサービスとして及第点です。
ただ、この変色の原因を尋ねたところ、「部品メーカーが紫外線テスト品を混ぜ込んだ」との回答には笑ってしまいましたが。恐ろしいくらいの低品質管理のメーカーを使ってますね。
さて、つい先日(07年10月19日)に赤字転落予想を発表したばかりのSOTEC。
ここいらが真価を問われるところです。サポートでは国内メーカー最弱のSOTECの対応、一投資家としてじっくりとお手並み拝見したいと思います。
「業績予想の修正に関するお知らせ」
<SOTEC/ソーテックの製造品質、部品不良対応②>
フォームメール担当門脇さま
・交換後の全品検査済みの部品、F6キー背面全体図(100倍にて撮影)
・①左上:ショートモールド?
・②左下:ショートモールド?
・③右上:ピールオフ?
・④右下:OK状態?
不祥事ストップ安、突っ込み買い
昨年は厳しい相場が続きましたが、07年はお互い素晴らしい一年にしたいものですね。さて、ゆうちゃんパパからちょっとだけお年玉を。
何度か紹介しました「信用売りをしてはいけない=買うと儲かる」についてです。年末に少しだけデータを取っておきました。
テーマは日興コーディアル証券の粉飾決算。
子会社を使って不正会計をやった年度末最大の不祥事です。(以前よりうわさはありましたが)不祥事の発覚が12月15日。マレーシア出張から帰ってこの事実を知りました。ゆうちゃんパパもかなりの資金を口座に置いていますから、関心を持たざるを得ませんでした。
さて、明けての月曜日12月18日。意外な強さを見せながらも終値は結局反落。12月19日は、上場廃止のうわさもあって不安がピークに達し、ストップ安張り付きです。
日付 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 出来高 |
2006年12月15日 | 1,490 | 1,500 | 1,485 | 1,491 | 4,159,500 |
2006年12月18日 | 1,411 | 1,441 | 1,406 | 1,419 | 21,306,500 |
2006年12月19日 | 1,219 | 1,219 | 1,219 | 1,219 | 885,500 |
しかし、ここからが「読み」を最大に動員すべきポイント。
確かにライブドアと同質のあくどさであり、上場廃止に該当する問題なのかもしれません。しかし、3大証券会社の一角を潰すことは金融大不安を引き起こしかねず、社会への影響が大きい。困る人が色々な場所におり、そう簡単には潰せないのです。
また、バブルの象徴で財務面で救いようの無かった山一証券を上場廃止させるのとは訳が違います。つまり【日興が大きな反省の処置を取って管理ポスト解除】で幕引き。と、深く読んでいきたいところです。
となると、気配値が切り下がって売り買い数が一致するポイント「全株一致」後に反発する!これが今回のお年玉です。
12月20日の実際の値動きは右図の通り。12月15日の終値より30%ディスカウントされた1,099円はおいしい値段でした。売りから入った個人投資家、もしくは狼狽売りをして最安値で売った素人投資家を機関投資家がけちらした構図になります。そしてその寄り付きの1,099円は見事に最安値。ここを境に反発するお手本のような値動きでした。
日付 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 出来高 |
2006年12月20日 | 1,099 | 1,188 | 1,099 | 1,155 | 94,396,500 |
2006年12月21日 | 1,210 | 1,246 | 1,210 | 1,237 | 25,734,000 |
2006年12月22日 | 1,238 | 1,265 | 1,237 | 1,259 | 15,830,000 |
2006年12月25日 | 1,256 | 1,289 | 1,251 | 1,270 | 13,558,500 |
2006年12月26日 | 1,260 | 1,279 | 1,260 | 1,271 | 7,946,000 |
2006年12月27日 | 1,261 | 1,280 | 1,260 | 1,280 | 7,944,500 |
2006年12月28日 | 1,280 | 1,342 | 1,272 | 1,332 | 12,562,000 |
2006年12月29日 | 1,320 | 1,383 | 1,312 | 1,365 | 10,756,000 |
3ヶ月チャートで見ても本当に見事な突っ込み買いのポイントでした。
そして、ここでの判断力が株式投資の成否に直結します。
ぜひ、不祥事の質を見極めて「二つの勇気、二つの戒め」を発揮し、ここをチャンスと捉え買いに行きたいものですね。(2)には所有リスクが残りますが、(4)は検討に値する戦略と言えましょう。
(1)現物の保有者は、狼狽売りしない(戒め)
(2)思い切って現物買いに入り、長期保有する(勇気)
(3)信用売りをしない(戒め)
(4)信用買いで短期の値幅を享受する(勇気)
日付 | 売残 (前週比) | 買残 (前週比) | 信用倍率 |
11月24日 | 2,429,000 (-579,000) | 8,353,500 (-18,500) | 3.4倍 |
12月1日 | 2,856,000 (+427,000) | 7,544,000 (-809,500) | 2.6倍 |
12月8日 | 3,360,500 (+504,500) | 6,750,500 (-793,500) | 2.0倍 | 12月15日 | 2,953,500 (-407,000) | 6,238,000 (-512,500) | 2.1倍 |
12月22日 | 5,437,000 (+2,483,500) | 6,153,500 (-84,500) | 1.1倍 |
『日興コーディアル、決算訂正を発表
日興コーディアルグループは18日午後、2005年3月期と2006年3月期の半期報告書、有価証券報告書をそれぞれ訂正した。日興の全額出資子会社の日興プリンシパル・インベストメンツ(NPI)と、その子会社のNPIホールディングス(NPIH)との間での他社株転換債(EB)に関し、会計処理が不適正だったとしている。また、NPIHを連結決算から外す会計処理をしていたが、NPIの子会社として連結すべきと判断したという。これに関連して東京証券取引所は、同日付で日興コーデ株を監理ポストに割り当てると発表した。
日興コーデによると、訂正の結果、05年3月期の連結純利益は、現時点での概算で訂正前の469億円から351億円に、純資産額は7458億円から7340億円にそれぞれ減少する。また、06年3月期についても、連結純利益を963億円から967億円に、純資産を8335億円から8220億円に訂正した。
日興コーデは、今回の訂正について「心からお詫び申し上げるとともに、再発防止に取り組む」とコメントしている。
(2006年12月18日:日経ネット)』
『*10:12JST <8603> 日興コーデ 1406 +40
3営業日続伸で昨年末の戻り高値を更新し、12/18以来の1400円を回復している。監理ポスト入りから1ヶ月が経過したが、安値から30%近くのリバウンドをみせており、売り方の買い戻しが優勢となっているようだ。(2007年1月22日:フィスコ)』
※当記事は短期間での値動きを紹介したものであり、日興コーディアル証券の上場維持・廃止について言及しているものではありません。ご了承ください。