投資家視点で物事を見る
さきほど見たNNN24によると、村上ファンドがインサイダー取引の疑いで東京地検特捜部に事情聴取をされているようですね。おかげで村上ファンドの所有する銘柄群が急落。少し調べてみました。
村上ファンドは、99年にオリックスから40億円の出資を受けて99年7月に設立。現在では4,000億円を超える資産があるそうです。実に100倍もの増大。
その4,000億円の内、700億円が厚生年金基金などの国内からのもので、残りの資金の大半も外国を経由した国内機関投資家からのものだそうです。
ライブドア事件の時に実証されたように東京地検はクロと判断した時しか動かないとのことですから、仮にこのまま捜査へと発展すれば大きな波紋をよぶことになります。あれだけ隆盛を極めていたライブドアでも、致命的な一撃は『スポンサー引き上げ』と『グループ企業の分離』でした。4000億円の出資元が『投資家』である以上、シビアに判断をしてきます。現段階でのギリギリの予想をすれば、ファンド自体が瓦解することもありえるでしょう。
ただ、一つだけ言いたいことがあります。前述のNNN24でインタビューされた阪神ファンが「天罰が当たった」と言っていました。阪神は小さい頃から好きですので心情的には理解できますが、我々は個人投資家ですので非科学的なものではなく、そう、【ある種モノを見る的な感覚】でしっかりと事実を捉えていきたいですね。
NNN24でもう一つ。ソフトブレーンの宋文洲会長が、村上氏にソフトブレーンの取締役の辞任を求めたとのインタビューが報じられていました。ソフトブレーンは少々PERが高かったのですが、扱っている商品の将来性とビジネスモデル、そして宋会長の株主へのメッセージが好きで、株価の上下に関係なく相当な期間保有していました。
それこそ、04年6月の東証2部への昇格、05年6月の1部昇格時には我が子を見守るような感覚で喜んだものです。しかし、その後、05年9月の村上氏への株譲渡と社外取締役就任の発表。
ゆうちゃんパパ自身が、この株を持つ理由が無くなった瞬間でした。宋会長は好きでも、自分が理解できないことへは投資できないからです。当時は『経営者自ら村上ファンドに株を売ることの本当の理由とその後の展開』が全く想像できませんでした。
…そしてこの記事を書いたしばらく後に気づきましたが、ソフトブレーン(4779)は2日続けてのストップ安になっています。特に6月2日は、-4,000円ストップ安一本値の43,000円。社外取締役に迎えた効果がどうだったのか興味はありません。半年で半値以下に下がってしまった株とドライにお別れした当時の自分の判断は、一個人投資家として正解であったと思います。
※この事件に関してキンちゃんがマスコミの偏向振りにするどくつっこんでいます。全く同感ですね。
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- [2006/06/03 06:07]
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